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学術誌『学城』

『学城』は、本研究会にて刊行している総合学術誌です。哲学をはじめとして、生命の歴史論、医学、看護学、教育学、国家学、武道学等々、さまざまな分野の論文を掲載しています。

学城(第24号)

編集 日本弁証法論理学研究会
価格 2,000円(税別)
発行年月 2025年2月
出版社 現代社

本誌『学城』発刊20年目となる記念特集号です。将来性を期待可能な新人の小論も多数掲載しています。紙数の関係で一部は次号に亘って掲載する予定です。

巻頭言 ―ヘーゲル哲学「高貴な精神の系列と思惟的理性の英雄たち」への提言Ⅱ 南鄕 継正
1 『“夢”哲学原論〔綱要〕』及び『哲学・論理学原論への招待』への余録的プロローグ(1) 南鄕 継正
2 『医学原論』上巻(瀨江千史著)に学ぶ(1) 近藤 成美
3 学問構築の「弁証法・論理学の初歩的学び」の実際とは何か(Ⅳ)
―論理学の基礎学び編(3)
伊勢谷 隆陽
4 哲学・論理学研究余滴(13)
―ヘーゲル哲学完成への道を歩くために「学問形成に関わる必須地図基本用語」をどのように理解していくべきか(2)
悠季 真理
5 歴史上の主要進化学説を学的に総括する(その1)
―ラマルク、ダーウィン、ヘッケル各学説を体系的に視る
斉藤 俊郎
6 医学原論 最終講義(1)
―講義を終えるにあたって論理的実力の上達過程を振り返る
瀨江 千史
【コラム】瀨江千史著『医学原論』(上・下巻)を通して学問とは何かを学ぶ 加納 哲邦
7 生命の起源(誕生)を尋ねよう(4)
―「生命の歴史」における植物とは何か
浅野 昌充
【コラム】脊椎動物の体の左右対称性について 浅野 昌充
【コラム】生命の歴史をふまえて身体のシンメトリーの謎を問題にする 西林 文子
8 現代看護教育に求められるもの(11)
―弁証法・認識論から説くナイチンゲール看護論
神庭 純子
【コラム】感覚と感情はどのような関係なのか、そして感性とは 九條 朋明
【コラム】医療史に関わる学びはまず「草むしり」から 九條 晴香
9 医療実践学への道(2)
―医学生・研修医に症例の見方、考え方の筋道を説く
聖 瞳子、高遠 雅志
九條 静、北條 亮
伊勢谷 隆陽
【コラム】阪神淡路大震災を経験して辿ることになった「学問の道」へ向けての私の研鑽過程の想い出を説く 北條 亮
10 臨床実習の問題点を武道空手の上達過程に照らして考える 内野 志保、岸川 雄哉
11 教科書の変遷を通して学制百五十年の歴史を考える 佐藤 聡志
12 コンピューターの歴史を原点から辿ってみる 藤原 修一
【コラム】あるハローワークでの労働の一日の記録 伊達 輔純
13 精神医学における歴史的学の発展を問う(前編)
―カントとフロイトの業績を中心に精神医学の歴史を辿る
識部 真奈美
14 唯物論の歴史を学ぶ(12) 朝霧 華刃
編集後記 悠季 真理